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ヒトラーの経済政策 [ 武田知弘 ]のレビューは!?
30代 男性さん
ナチスやヒトラーを単なる「すべて悪」と決めつける思考からの脱却を試みた1冊と言って良いでしょう。 amazonのレビューを読むとナチス擁護しすぎだと言った意見や言葉をもっと選んだほうが良いと言った意見もあるようです。 しかしナチス・ヒトラー=「すべて悪」と言う事が多くの人の中で<<無思考で>>インプットされている事態にに対してバランスを取ろうと著者がしたのなら、その意図は汲み取っても良いのではないかと思われる。 私は勿論ヒトラーの行った戦争やユダヤ人大虐殺を認めるつもりはありません。 ナチスは民主主義を目の敵にしましたが、私は民主主義を支持しています。 (私の尊敬する1人は日本版シンドラーと言われた外交官・杉原千畝ですし、20歳になってから国政・地方選挙には10年以上皆勤賞です) しかしながら物事や人を評価するべき時に完全なる勧善懲悪で割り切れない事も知ってます。 A=悪とかA=悪人と決めつけられたらどんなに楽なことか。 そこで思考停止することが出来るからです。 しかし、実際にはそうではない。そこが人間や人間作った社会の難しい所で、多くの善良なる人々を苦しめる点なのだと思います。 ナチスやヒトラーが何故あんなにドイツ国民に受け入れられたのか? この問いを考えることが「ナチスヒトラー=100%悪」と言う勧善懲悪的発想から抜け出るための方法になりうるのだと思います。 ナチス・ヒトラーがドイツ国民に受け入れられた大きな原因の1つはこの本のタイトルになっている「経済政策」にあるのでしょう。 ヒトラー内閣は急激に経済を立て直します。 その結果民主主義時代よりも政治に対して信頼を置いていたかもしれません。 そして何よりナチス・ヒトラーは現実主義であった。 ヒトラーも当初は柔軟な現実主義者であったが、初期の経済策を行ったシャハトが現実主義者だった。 だからドイツ経済が大きく救われた。 これは事実ではないかと、経済オンチの私には見えます。 当時のドイツ国民に向かって「ナチス・ヒトラー=すべて悪」と言う事を声高に叫んだとしても彼らにその声は本当に届くのだろうか? 彼らにしてみれば有効な経済政策を打てなかったそれまでの民主政府の方が悪であり、過酷な賠償金を課し、ドイツに対して過酷な国際体制(ベルサイユ体制)を生み出した第一次世界大戦の戦勝国の方がよっぽど極悪非道なのかもしれません。
40代 男性さん
極悪人と称されるヒトラーがやった、実はすごい経済政策に ついて書かれた本。 この本は面白かった。今、日本が抱えている派遣切りやデフレ エネルギー問題などを第一次大戦後、僅かな期間で乗り切った ヒトラーと財務省担当シャハトの驚くべき戦略が色々紹介されて いる。 途中でとち狂うまでのヒトラーが誰よりも国民のことを 考えていた、というのがすごい。 今の日本の政治家に是非読ませたい。 そのままでは使えないが、ここに現状を打破するヒントは ふんだんに盛り込まれているはずだ。 色々勉強になるし、経済の勉強にもなるし、面白いです。 オススメの一冊。 ワーゲンを作ったのがポルシェだと、興味深い歴史が満載 ですよ。
20代 男性さん
ナチス・ドイツを経済政策のみから分析した本。 第一次世界大戦後の敗戦国となり、ボロボロにされたドイツをいかにして数年で復興させ、ヨーロッパを席巻する軍備を整えるに到ったか。 ナチス支配下のドイツで経済相を務めたシャハトの政策と功績がメインで紹介され、シャハト後にどう崩壊したかまで描かれています。シャハトの政策は資本主義的な側面だけでなく労働者重視の部分も多く、有給休暇制度の導入など当時では先進的な政策をいちはやく取り入れていることに驚きました。また、公共事業の仕掛け方もなるほどと思わされることが多かったです。 民衆は結局のところ、多少の不自由があっても自分達を食わせてくれる権力を支持するものであることを改めて感じた一冊。
40代 男性さん
ヒトラーのと言うが、ヒトラーの経済政策はシャハトによるところが大きい。シャハトの功績に多くの紙面を割いているなと感じた。現代日本が参考に出来る指針に富んだ内容だと感じた。
40代 男性さん
最近の経済情勢やデフレの現状など自分なりに答えを見つけたくて購入してみました。それにしても今の政府の政策には不満を感じざるを得ませんね。
年齢不詳さん
ナチスの成功していた部分がかかれており、金融政策に関して見習うべきところがあったことがよくわかりとてもお勧めです。